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医療法人 鉾石医院

ほこいし医院

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午前中 9:00~12:30
午後(月火水金) 15:00~18:30


泌尿器科

泌尿器科ってどんなところでしょう。

むかしむかし、医者が手術をする者としない者、外科医と内科医に別れました。
そのうちに外科医の中で腎臓や尿にまつわる臓器を専門に手術する者が独立しました。
これが泌尿器科医の始まりです。
そして今日までの歩みの中で内科外科という範疇を超え、ただ手術という治療を行うのみでなく、診断から治療まで一貫した診療を行う部門になりました。

今日の泌尿器科では主に①腎臓、膀胱、前立腺など尿にかかわる臓器のがん②腎移植③腎結石、尿管結石など尿路の結石④前立腺肥大症⑤尿道⑥精巣の手術を行っています。ただし、手術は施設の規模などでできるものとできないものがあります。私の所など小さな診療所では、主に初期の検査、診断、薬で治療可能な病気、小手術を担当し、大きな手術は総合病院にお願いしています。

泌尿器科で取り扱う病気の中で最も身近な病気は女性の膀胱炎です。また腎盂腎炎、前立腺炎、尿道炎なども治療します。これらは細菌感染で、薬で治療します。また最近では尿が出づらい人や漏れる人などの良い薬が登場し、また薬が無効な場合、手術も安全で効果の高い方法が開発されています。

漏れるといえばお子さんの夜尿症に取り組んでいる施設もあります。

それから男性は尿の出口と生殖器が一部共通になっていることから男性の性機能も泌尿器科が担当しています。

とても大ざっぱですが、泌尿器科はこのようなところです。気になることや尿の回数、もれ、尿にまつわる痛み、血尿、出血などの症状がある場合はぜひお気軽に早めにご相談ください。

2009年9月 ウィークリーえひめ リック 掲載

また最近各分野で内視鏡を用いた診断、治療が発展していますが、医学史上最初に開発・応用された内視鏡は膀胱鏡で、泌尿器科は最も早く内視鏡手技が発展した分野です。
レーザー等新しいテクノロジーを積極的に治療に応用してきた分野でもあります。